VPNならOCNの固定ipで
VPNを構築して安心のネットワークを確立したいなら、固定ipが基本的に必要です。
特定の固定IP同士をつなぐことで、閉鎖的なネットワークを作れます。
この固定IPは、大手プロバイダのOCNから入手できますよ。
固定IPがあるとどんなメリットがあるかというと、インターネットの中に社内LANのような仮想ネットワークを作れます。
これがVPNですね。
普通のIPアドレスとは違って、常に固定の専用IPアドレスを発行してもらい、コレ同士をつなぐことで、特定のメンバーや関係者だけが入れるネットワークを作れます。
なぜそうできるかというと、普段意識する機会はないと思いますが、インターネットで情報をやりとりするときは、常にIPアドレスが発行され、コレを目印に情報をやりとりしているからです。
このとき、特定のアドレスのアクセスだけを受け付け、それ以外のアドレスは拒否するといった設定をすれば、インターネットの中に特定のLANを作れた形になりますね。
物理的に専用の回線を設置するまでもなく、既存のインターネットの中に仮想ネットワークを作れたことになり、大変便利です。
そのために必要になる固定アドレスですが、コレの発行に対応しているプロバイダにお願いすればOKです。
対応できるプロバイダと、そうでないプロバイダがありますが、大手のOCNは対応しています。
ちなみに固定のIPアドレスの発行を希望するなら、専用サービスへの申込みが必要です。
コレをしない場合、割り当てられるアドレスは変動IPになります。
ネットに接続するたびにアドレスが変わりますので、VPN構築には不向きです。
固定アドレスが欲しいときは、必ず専用サービスに申込みしてください。
その際は追加料金が必要となり、変動IPでの接続となる通常サービスに比べて、月額料金がやや高くなります。
ただ、プロバイダによってはこのようなサービスにそもそも対応できない場合もありますので、追加料金を払えば固定IPがもらえるOCNは、VPN構築に向いているプロバイダです。
今OCNを使っているならチャンスです。
固定IPの取得を考えてみるといいですよ。